ジルコニア製作工程 マルチレイヤーと浸透ステインについてご紹介
咬頭のブルーやグレーの色調を染込ませ透明感を合わせます。
次に全体のシェードの濃ゆさなどの再現を行います
最後に細かな深い色になりやすい、歯間部や溝、歯茎部などに個別で色調をプラス
患者さんに合わせて浸透ステインを行うので、塗り方は毎回同じというわけには行きません。
ミリングマシーンから出来上がった半焼結のジルコニアをカービングして形態を付与します。
この時はチョークのように脆く真っ白で荒削りな状態です。壊れないように注意しながら溝入れや表面性状など気になった所を注意を払いながら手作業で加工していきます。
形ができると、浸透ステインをして最終的な色に合わせていきます。ジルコニアの基材にも色がついていますが、より良いと思った色にステインを付与させます。さらには患者さんに合わせた色にカスタムさせます。