ノンクラスプデンチャー アーム修理|ノンクラスプデンチャー 技工所編
ノンクラスプデンチャーのアーム修理の仕方
弊社作成のAiノンクラスプデンチャーはアーム部分の破折は滅多にありません。
しかし一般的なノンクラスプデンチャーのアームの破折は数多く出回っており、弊社に修理の依頼があります。
ペリオデンチャー、ノンクラスプデンチャー を印象する上で重要なポイント
- 釣歯(アンダーカットはあるか?レスト、ワイヤーグループ、ガイドプレーンは必須)
- 床辺が長過ぎない個人トレーの使用(床よりちょっと短め)
- テクニコールボンド、接着剤の使用(トレーから印象材が外れたらアウト)
- マニュアルより2~3分長く保持する(非常に大事)印象全て
- 必要の無いアンダーカットは事前に埋めて歯軸にまっすぐ外す(こねるだけで変形します)
アームが破断したノンクラスプデンチャー の症例
精密な義歯印象を採って硬石膏を流し模型を作成します
模型に破折した義歯を入れてみます。
アーム部分を大きく削除するのがコツ
射出後、シリコンをかけて境目も目立たないように研磨して艶出し
ほぼ新製したように綺麗に仕上がります