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口腔内スキャナー現在の状況、保険導入されてから購入すべきか?

口腔内スキャナー現在の状況

◆口腔内スキャナーの特徴

  • 適合精度がシリコン印象並みに良い
  • 画像がカラーできれい
  • 印象コスト、人件費が安くなる
  • 患者さん自身の口腔内の状態を患者さんの携帯で見れる
  • 術前、術後がわかりやすく解説できる
  • 模型の保存をデジタル化できるので、スペースを取られない
  • 先生ご自身が治療法を打ち込まなくてもAiが先生のお薦めを自動で文章化し提案してくれる

保険導入されてからするべきか?

まず保険導入されてからするべきか、早いうちに導入すべきか考えている先生は多いのですが、上記の理由から早く入れた方が省力化されるでしょう。
それに加えて、患者さんへの最新治療法のアピール効果、コスト削減。保険導入直後は、スキャナーの品薄が極端に出る可能性があります。
つまり保険導入が決まる前にスキャナーの導入はお奨めです。
今後日常臨床において光学印象の実用化が普通になりそうです。特に補綴・インプラント治療において使用機会は多くなります。

◆今後の使用症例

  • インレー・クラウン・ブリッジなどの固定性補綴装置製作のための印象
  • インプラントの術前シミュレーション・サージカルガイド・即時プロビジョナルレストレーション印象
  • インプラントのカスタムアバットメント・上部構造製作のための印象
  • 義歯、コピーデンチャー製作のための印象
  • 矯正装置製作
  • インレー・クラウン・ブリッジなどは歯冠修復処置のための印象が最も早く実用化される予想

精度の良い上位機種

プライムスキャン、トリオスの2強となっています。画像の美しさ、セミナーなどに発表される場合この2機種が多い。

プライムスキャン(デンツプライシロナ500万以上)はライセンス料は無いがアップデートの度に45万ほどかかる(対応が個々に違う場合あり)。トリオス(スリーシェイプ400万以上 ライセンス料年28万)となっています。
※金額は日々変わります。

アイテロは矯正で用いられるインビザラインで使われるもので、補綴用としては如何でしょうか。
実際に歯科医院導入検討となる機種は、メディット、シャイニング3Dとなりそうです。

メディット(ストローマン)のメリット

販売台数が多いので、開発力やサポートに優れている点。
販売代理店によってはサポートがなかったりするが、ストローマンは販売代理店ではあるが、地域にエンジニアを置き身近な対応ができスキャンの性能も高い。
面白いのは金額が40万ほどするかなり高額なパソコンをセットしている点です。
IOSを日常で使うとパソコンはデーターが蓄積されて重くなりエラーが出たり、止まったりするようになる。それを経験してメディット(ストローマン)の相当者は販売価格が高くなるのにあえて高品質なパソコンを推奨しているのが実用的であり良心的。

オーラルスキャン(シャイニング3D)のメリット

何より価格が安く精度が高いのが魅力。保守代が無料。最初の五年保証の20万のみ。
ユーザーの声によるとメディットより早く使いやすく、精度が高い。
ISOに詳しい歯科医であれば奥歯になるほどスキャンしずらい。スキャン深度が浅いとポストが取れないなどが思慮されるが、オーラルスキャン(シャイニング3D)はヘッドが小さく(9mm)奥も撮りやすい、スキャン深度22mmと深くとれる、などなど長所短所あります。そこをしっかり判断していただければ良いと思います。

実際に色々と見て購入対象となるのはメディット(ストローマン)か、オーラルスキャン(シャイニング3D)が検討対象と見られます。

ZOOMセミナー、リアル説明会ならではのお得な情報もお伝えしますので、
まず購入をお考えの先生方はセミナー申し込みをお薦めします。

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