ジルコニア浸透ステイン仕上げ工程
以前より浸透ステインを行った半焼成のジルコニアが焼き上がると、このように大まかに色がついて出来上がります。
ここからは、更なる形態の付与や、咬合調整、コンタクト、マージンの厚み調整などなど、手にかけてから、最終的な色付けを行います。
細かいシェードの微調整が必要なので、外部ステインをかけていきます。

今回の症例は、溝の中にかるいステインと石灰化しやすいところにホワイトステインを入れております。写真だとわかりづらいですが、このようなステインのオプションも可能でジルコニアの料金に含まれています。

ステインが焼き上がりますと、最後はグレース材でジルコニアを薄い皮膜で包みコーティングします。
対合歯の保護の為に、表面の硬度を下げたい狙いもあります。

ステインが焼き上がりますと、最後はグレース材でジルコニアを薄い皮膜で包みコーティングします。
対合歯の保護の為に、表面の硬度を下げたい狙いもあります。